
鳥取県境港市では2026年9月1日(火)、秋から冬にかけての味覚「ベニズワイガニ」漁が解禁されました。前日の8月31日(月)には境漁港で「令和8年度ベニズワイかにかご漁船出漁式」が行われ、漁船が日本海へ出港しました。
9月5日朝には初水揚げと初せりが行なわれる予定で、いよいよ今シーズンのベニズワイガニが市場に並びます。これに合わせて、鳥取県内への宿泊で旬のカニが当たる「蟹取県ウェルカニキャンペーン」もスタートします。

鳥取の秋冬の味覚「ベニズワイガニ」とは?
ベニズワイガニは、茹でる前から甲羅が鮮やかな紅色をしているカニです。鳥取県では「ベニガニ」や「紅がに」とも呼ばれており、みずみずしくやわらかな身と甘みが特徴です。
現地では、茹でがにはもちろん、かにすき、かに丼、寿司、かに汁などさまざまな料理で味わえます。


8月31日朝には出漁式で漁師たちの安全と大漁を祈願
ベニズワイガニ漁の解禁を前に、8月31日(月)午前9時30分から境漁港6号上屋で「令和8年度ベニズワイかにかご漁船出漁式」が行われました。
式典には関係者ら約150人が参加。鏡開きや乾杯に続いて、境港大漁太鼓荒神会による大漁太鼓の演奏、地元のあがりみち保育園の園児による踊りなどが披露され、漁師たちの航海の安全と大漁を祈願しました。
午前10時20分には、式典会場に係船していた漁船がベニズワイガニを求めて日本海へ出港。9月1日の漁解禁を迎え、鳥取県では本格的なカニシーズンが始まります。




13年目の「蟹取県ウェルカニキャンペーン」スタート
9月1日(火)からは、鳥取県のカニシーズンに合わせた「蟹取県ウェルカニキャンペーン」も始まります。
期間中、鳥取県内の参加宿泊施設に宿泊して応募すると、抽選で毎月100人、6か月間で合計600人に「鳥取の旬のカニ」が当たります。
今年は、ぬいぐるみと一緒に旅や写真撮影を楽しむ「ぬい活」に関連した企画も登場。ぬい活応援キャラクター「ぬいカニ」の展開をはじめ、ぬいぐるみ用の「ぬいカニキャップ」無料貸出、Instagramを利用した「とっとりに撮りに行こう!ぬい活 SNSキャンペーン」などを実施します。

| 宿泊キャンペーン | 2026年9月1日(火)~2027年2月28日(日) |
| キャンペーン内容 | 鳥取県内の参加宿泊施設に宿泊して応募すると、抽選で毎月100人、6か月で合計600人に「鳥取の旬のカニ」をプレゼント |
| ぬい活キャンペーン | 2026年9月1日(火)~2027年3月22日(月) |
| キャンペーン内容 | 「ぬいカニ」の展開、「ぬいカニキャップ」の無料貸出、「とっとりに撮りに行こう!ぬい活 SNSキャンペーン」など |









ライターからの一言
ベニズワイガニ自体は昭和のころから漁獲対象として獲られてきましたが、以前は加工用に使われることが多いカニでした。一時期は漁獲量が減少していましたが、近年は回復傾向にあり、同時に日本海側の地域でブランド化も進んでいます。
山陰地方で「松葉ガニ」の名前で親しまれているズワイガニは、資源保護のため漁期が短く、特に「セコガニ」や「親ガニ」などと呼ばれるメスのズワイガニが市場に出回るのは、11月から12月までの短い期間です。一方、ズワイガニよりも深い、水深800~2,000mほどの深海に生息するベニズワイガニは、9月から翌年6月までと漁期が長いのが特徴。甘みが強く、柔らかくみずみずしい身を、秋から初夏まで長く楽しめます。