島根県では、夏から秋にかけて個性豊かなフルーツが旬を迎えます。県内でのみ栽培される希少なぶどう「神紅」と、出雲市多伎町の特産として知られる「蓬莱柿」。贈り物にも味覚旅にも選びたい、島根ならではの旬の味を紹介します。
神話の国で生まれた最高級ぶどう「神紅(しんく)」

島根県でしか栽培されていない、プレミアムなぶどう「神紅(しんく)」が7月下旬ごろに旬を迎えます。食べごろは、7月下旬から9月頃までです。
「神紅」は、「ベニバラード」と「シャインマスカット」を親に持ち、島根県が10年以上をかけて育成した、県内の限られた農家のみが栽培することを許されている希少なオリジナル品種です。
「糖度20度以上、美しい鮮紅色の果皮」という厳格な品質基準が定められており、最高クラスは1房1万円から数万円の高級フルーツです。
シャインマスカット同様、皮ごと食べることができ、パリッと弾ける食べ応えがある肉厚の果実が特徴です。高貴な紅茶を思わせる独特で芳醇な香りと、濃密な甘みが大人の五感を満たします。
日本海の潮風が育む希少ないちじく「蓬莱柿(ほうらいし)」

全国的に希少な品種「蓬莱柿(ほうらいし)」。島根県出雲市多伎町の、日本海に面した傾斜地でミネラル豊富な潮風と太陽を浴びて育てられ、出荷されるものは「多伎いちじく」と呼ばれています。
上品な甘みと爽やかな酸味、プチプチした食感がギュッと凝縮しています。完熟するとお尻が割れて一気に鮮度が落ちるため、長距離輸送が難しく“幻の果実”とも呼ばれています。
いちじくには、食物繊維やカリウムなどの栄養素が含まれており、普段の食生活に取り入れたい一品です。









