栗林公園は、香川県高松市に位置する日本最大級の広さを誇る大名庭園です。江戸時代初期、讃岐高松藩の歴代藩主によって100年余りの歳月をかけて完成されました。広大な敷地は、紫雲山(しうんざん)を背景にした「借景」の手法が見事に調和しており、一歩歩くごとに風景が変化する「一歩一景」の美しさが最大の特徴です。
園内は大きく北庭と南庭に分かれており、特に南庭は「回遊式大名庭園」としての趣を色濃く残しています。その中心にある「掬月亭(きくげつてい)」は、歴代藩主が茶を親しんだ数寄屋造りの建物で、現在も美しい緑を眺めながら抹茶や煎茶を楽しむことができます。また、園内で最も高い築山である「飛来峰(ひらいほう)」からの眺めは、三日月形の「南湖」に架かる「偃月橋(えんげつきょう)」を眼下に収める、公園を象徴する絶景スポットとして知られています。
植物の多様性も魅力の一つです。特に、1,000本を超える「手入れ松」は、盆栽を巨大化させたかのような造形美を持ち、職人の技が光ります。春の桜、初夏の菖蒲、秋の紅葉、そして冬の梅と、四季折々の自然が美しく、1953年には国の特別名勝に指定されました。さらに、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで最高評価の「三つ星」を獲得するなど、日本国内のみならず世界中から高く評価されている名園です。
東門横には物産館「栗林庵」があり、香川の伝統工芸やおしゃれな雑貨、お土産を買うことができます。朝は7時から開園しており、北湖のそばにある「花園亭(はなぞのてい)」では朝粥を楽しむこともできます。冬には香川名物のあんころ餅がはいったお雑煮も登場します。園内には他にもお抹茶が楽しめる茶所やカフェもあり、広大な庭園をゆっくりやすみつつ楽しめます。
施設インフォメーション
| 施設名 | 栗林公園 |
| 住所 | 〒760-0073 香川県高松市栗林町1丁目20番16号 |
| 営業時間 | ほぼ日の出から日没まで(月により変動) 【例】1月 7:00〜17:00 / 8月 5:30〜19:00 ※最終入場は閉園の30分前まで |
| 入場料金 | 大人:410円 / 小人(小・中学生):170円 ※未就学児は無料 |
| 定休日 | 年中無休 |
| 駐車場 | 有(県営栗林公園東門駐車場:30台、北門駐車場:32台) 料金:乗用車 25分毎100円 |
| アクセス | ・JR栗林公園北口駅から徒歩約3分 ・ことでん栗林公園駅から徒歩約10分 ・高松自動車道「高松中央IC」から車で約15分 |







