鬼の舌震

鬼の舌震

島根県奥出雲町にある「鬼の舌震(おにのしたぶるい)」は、大馬木川の急流が長い年月をかけて花こう岩を削ってできたV字峡谷で、国の名勝・天然記念物にも指定される景勝地です。切り立つ岩壁や、川の浸食で生まれた巨岩、甌穴(おうけつ)などが連なり、荒々しさと神秘性をあわせ持つ風景が広がります。特に遊歩道から見上げる奇岩群や、川沿いに続く渓谷美は見応えがあり、四季折々で表情が変わるのも魅力です。春の新緑、夏の涼感、秋の紅葉と、訪れる時期によって印象が大きく変わります。

名前の由来は、地元に伝わる伝承にあります。かつてこの地に住んでいた玉日姫にワニが恋い慕って夜ごと通っていたものの、姫は巨岩で川をせき止めてこれを拒んだとされます。その「ワニが慕った」が転じて「鬼の舌震」になったと伝えられており、神話の気配を感じさせる土地名として旅情を誘います。なお、由来には諸説あります。

観光のハイライトは、全長約2kmの遊歩道と、高さ45m・長さ160mの「舌震“恋”吊橋」です。吊橋の上から渓谷を見下ろす眺めは迫力があり、散策とあわせて楽しみたいポイント。遊歩道はバリアフリー化が進み、宇根駐車場から下高尾駐車場まで通行しやすく整備されています。

アクセスは、JR木次線・出雲三成駅からタクシーで約10分。車なら宇根駐車場、下高尾駐車場が利用できます。注意点としては、自然地形の中にあるため、天候や工事の影響で遊歩道の一部が通行止めになる場合があることです。2026年3月12日時点では遊歩道の通行止め解除が案内されていますが、訪問前には最新情報を確認しておくと安心です。

目次

基本情報

施設名鬼の舌震
住所島根県仁多郡奥出雲町三成
営業時間なし
入場料金なし
定休日なし
駐車場あり(大型バス可)
アクセスJR出雲三成駅から車で10分
お問い合わせ0854-54-2260(奥出雲町観光協会)
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

旅行大好きライターです。冒険心あふれるドライブやグルメの旅に飢えています。ライターとしての出発点はラーメン屋取材でした。静岡、京都、大阪、東京と引っ越して、今は岡山在住です。

目次