情報提供:PR TIMES
島根県の玉造温泉に位置する、星野リゾートの全客室露天風呂付き温泉旅館「界 玉造」では、2026年4月1日より、出雲千年の歴史を知るご当地文化体験「手業のひととき『神聖な鍛冶場で打つ、一生ものの鍛造(たんぞう)トレイづくり体験』」を開催します。
出雲地域の繁栄を支えた「たたら製鉄」をテーマに、江戸時代から続く鍛冶の技を継承する「鍛冶工房 弘光」を訪ねる特別なプランです。神聖な鍛冶場での「鍛造体験」や鍛冶職人との対話を通じ、神話の時代から現代のライフスタイルへと受け継がれる出雲文化の神髄を体感することができます。
出雲文化の根幹「たたら製鉄」の歴史とプラン誕生の背景
日本古来の鉄づくりである「たたら製鉄」は、砂鉄と木炭を使い、人力で風を送り込んで鉄を作る伝統的な製鉄技法です。かつては中国地方で広く操業されており、出雲地域では1400年以上の歴史を誇ります。その優秀性は『出雲国風土記』にも記されており、江戸時代後半から明治にかけての最盛期には、全国のおよそ8割の鉄が中国山地の麓で生産されていました。
鉄の流通は各地の文物をもたらし、華やかな地域文化を育むなど、いにしえの時代から現在に至るまで出雲文化の重要な要素となっています。「出雲文化を遊ぶ宿」をコンセプトに掲げる「界 玉造」では、これまでも石見神楽や日本酒の魅力など出雲文化を中心としたおもてなしを行ってきましたが、今回はたたら製鉄から生まれた文化を通して千年の歴史を身近に感じてもらうため、本プランが開発されました。
ご当地文化体験「手業のひととき」とは
「手業のひととき」は、地域の文化を継承する職人や作家、生産者の方々と出会い、その希少な技を間近で見たり、舞台裏を知ることができるご当地文化体験です。旅行者と地域をつなぐ架け橋となることで、次の世代への伝統工芸や文化の継承を願い、SDGsの目標8「働きがいも 経済成長も」に寄与することを目指しています。2021年4月から開始され、これまでに20施設で27の体験を実施し、1600名以上が利用しています。
「手業のひととき」を担当する鍛冶工房弘光 小藤宗相氏の紹介
本プランを担当する「鍛冶工房 弘光」の小藤宗相(ことう しゅうすけ)氏は、1970年島根県生まれの鍛冶職人です。江戸時代から続く技法を礎に、現代の空間に調和する鉄の作品を提案しており、著名なデザイナーや文化人からもその手仕事が高く評価されています。
小藤氏は、「唯一無二の作品が生まれるこの場所で、鉄に触れ、火の色を見つめながら、炭の香りと火の熱気に包まれ、鉄を打つ。その時、その場所でしか生まれない、一期一会の形。手に伝わる槌の重み、炉の炎と向き合うその熱を感じながら、自分だけの一作を仕上げる火造りの精神を五感でお楽しみください」と語っています。

プランで体験できる3つの特徴
特徴1:神聖な鍛冶場で火花を散らす、世界に一つだけの「鍛造トレイ」製作
江戸時代のたたら操業からはじまり、十代にわたり島根県東部で唯一、日本刀鍛錬の技法を継承する「鍛冶工房 弘光」を訪問します。通常は入ることのできない神聖な鍛冶場で、鍛冶職人の指導のもと、1000度以上の鉄を打つ「鍛造体験」を行います。自ら火花を散らしながら叩いてオリジナルのトレイを製作でき、体験後に職人が仕上げるため、その日のうちに持ち帰ることが可能です。


特徴2:日本刀の技法を現代に繋ぐ「ものづくり」の深淵に触れる
鍛造体験後には工房併設のギャラリーにて、鍛冶職人から出雲地域に根付く火と向き合うものづくりの精神について学びます。全国の鉄師たちが厚く信仰する鉄の神様「金屋子神(かなやごしん)」にまつわる伝承など、この地ならではの貴重なエピソードを聞くことができます。また、日本刀を鍛え上げる高度な技術を応用して作られたあかり器具やフライパンなど、伝統の技が形を変えて受け継がれている様子も見学できます。


特徴3:界 玉造で八岐大蛇のルーツを辿り、出雲文化の真髄にひたる
本プラン限定で、ご当地部屋「玉湯の間」には燭台や花器などの鍛造作品が用意され、鉄が持つ独特の感触や重厚感を滞在中に肌で感じることができます。
夕食の会席料理の象徴である「宝楽盛り」には、山を切り崩して水路に流し砂鉄を選別する「鉄穴流し(かんなながし)」の技法をモチーフにした器を使用しています。また、夕食後に披露される「石見神楽」では、代表演目「大蛇」を上演します。八岐大蛇(やまたのおろち)伝説は、たたら製鉄によって荒廃した斐伊川の氾濫を神話化したともいわれており、神代から続く千年の歴史を感じることができます。



滞在のモデルスケジュール
以下は、当プランを利用した場合のモデルスケジュールです。
<1日目>
- 13:00 鍛治工房 弘光にて鉄打ち体験
- 16:00 界 玉造 チェックイン
- 17:30 夕食
- 20:00 日本酒BAR
- 21:15 ご当地楽 「石見神楽 大蛇」
- 22:00 客室露天風呂
<2日目>
- 7:00 現代湯治体操
- 7:30 朝食
- 9:00 温泉街散策
- 11:00 チェックアウト
「神聖な鍛冶場で打つ、一生モノの鍛造トレイづくり体験」プラン概要
- 【期間】2026年4月1日~2026年6月25日、2026年9月2日~11月26日(※毎週水、木曜日開催)
- 【料金】1名 18,000円(税込、宿泊費別)
- 【時間】チェックイン日の13:00~14:45
- 【場所】工房見学は「鍛治工房 弘光」にて現地集合・解散
- 【予約】公式サイトにて14日前までに要予約
- 【定員】各日2組 1名~4名
- 【含まれるもの】工房見学、鍛造トレイ制作
施設情報
| 会社名 | 界 玉造 |
| 住所 | 〒699-0201 島根県松江市玉湯町玉造1237 |
| TEL | 050-3134-8092(界予約センター) 0852-62-0211(夜間・緊急) |
| チェックイン | 14:30 |
| チェックアウト | 11:00 |
| 客室数 | 24室(全室露天風呂付き) |
| レストラン/カフェ | 食事処、ラウンジ/カフェスペース |
| 館内施設 | 大浴場(温泉)、露天風呂、全室露天風呂、湯上り処、ライブラリー、売店、庭園、Wi-Fi、喫煙スペース(館内禁煙) |
| 料金 | 1泊45,000円〜(2名1室利用時1名あたり、税・サービス料込、夕朝食付) |
| 駐車場 | あり(無料/宿泊者専用) |
| 交通アクセス | 【JR利用】 JR山陰本線 玉造温泉駅より車で約5分 JR松江駅より車で約20分 【空港利用】 出雲縁結び空港 車で約25分 米子鬼太郎空港 車で約40分 【車利用】 山陰自動車道 松江玉造ICから約10分 |














