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岡山県倉敷市の大原美術館が本館の電気設備工事を終えて2026年4月25日(土)より約75日ぶりに開館します。再会第一弾の特別展として、2026年4月25日(土)から同年6月7日(日)まで、特別展「倉敷大原家と中国絵画」が開催されます。本展は、近代産業資本家として倉敷の発展を大きく導いた大原家の歴代当主である六代目・孝四郎、七代目・孫三郎、八代目・總一郎を中心に収集された中国絵画の数々を紹介する展覧会です。
時代を超えて受け継がれる大原家ゆかりの中国絵画コレクション
展示はプロローグと3つの章で構成され、国宝2件、重要文化財2件をはじめとする多数の初公開作品が公開されます。室町将軍家旧蔵品として名高い国宝《宮女図》や、2023年に本格的修復を終えて初公開となる元時代の名品《五牛図巻》など、時代を超えて受け継がれた貴重なコレクションを通じて、大原家と中国絵画の深い関わりを紐解きます。
プロローグ:大原家の古画コレクション
中国絵画収集の前提ともいえる、大原家代々に受け継がれた古画コレクションの中から代表的名品を紹介します。
主な展示作品
・雪舟等楊《山水図》
室町時代 16世紀 個人蔵(京都国立博物館寄託) 国宝 ※展示期間:4月25日~5月24日
・浦上玉堂 《山雨染衣図》
江戸時代 19世紀 岡山県立美術館所蔵 重要文化財

※会期中展示替えがあります。
第一章:大原家の中国絵画
古渡(こわたり)、中渡(なかわたり)、新渡(しんわたり)と来舶画人
日本に伝存する中国絵画は、その請来時期によって「古渡(中世)」「中渡(近世)」「新渡(近現代)」と区分され、それぞれ作品の傾向も異なります。室町将軍家旧蔵品として知られる国宝《宮女図》や、大原家での宴席の様子を描き留めた胡鉄梅《謙受堂雅集図》など日本人が中国絵画へ注いだ眼差しの変化をたどる作品群です。
主な展示作品
・「銭選」印《宮女図》
元時代(13–14世紀) 個人蔵(京都国立博物館寄託) 国宝 ※展示期間:5月9日~6月7日
・「用田」印《栗鼠図》
元時代 14世紀 個人蔵 初公開
・仇英(款)《上林賦図》
明時代 17世紀 大原芸術財団大原美術館所蔵 初公開
・胡鉄梅《謙受堂雅集図》
清時代 1885年 個人蔵 初公開
※会期中展示替えがあります。

第二章:大原孫三郎と呉昌碩コレクション
洋画家・児島虎次郎によって収集された、近代日中文化交流で大きな役割を果たした呉昌碩コレクションとその関連作品を紹介します。
主な展示作品
・呉昌碩《倣沈周僧庵山水図》 1912年 個人蔵
・呉昌碩《牡丹玉蘭図》 1913年 個人蔵
・呉昌碩《墨梅図》 1914年 個人蔵
・王一亭《朱達磨図》 1921年 個人蔵
・児島虎次郎《菜果図》 1922年 個人蔵

第三章:大原總一郎と大原美術館の中国絵画
戦後、大原美術館に収蔵された中国絵画と、修復後初公開となる《五牛図巻》を展示します。
主な展示作品
・董源(款)《群峰霽雪図巻》 明時代 15-16世紀 大原芸術財団 大原美術館所蔵
・韓滉(款)《五牛図巻》 大原芸術財団 大原美術館所蔵

展覧会イベント詳細情報
- 【開催日】2026年4月25日(土)~同年6月7日(日) ※休館日:月曜日(ただし、4月27日、5月4日は開館)
- 【会場】大原美術館 本館 5~7室
- 【開催時間】9:00~17:00(16:30入館締切)
- 【料金】一般 2,000円、小学生・中学生・高校生または18歳未満 500円、小学生未満 無料(※大原美術館入館券として本館、工芸・東洋館、児島虎次郎記念館共通)
- 【後援】大原美術館後援会
- 【監修】板倉聖哲(東京大学東洋文化研究所 教授)
- 【特別顧問】守安收(岡山県立美術館 館長)
INFORMATION
- 大原美術館
岡山県倉敷市中央1-1-15
営業時間:9:00~17:00
電話番号:086-422-0005












