情報提供:PR TIMES
島根県隠岐郡海士町において、後鳥羽院顕彰事業実行委員会は、2026年3月15日(日)から22日(日)まで、「第3回 隠岐ごとばんさん芸術文化祭」を開催します。本イベントは、後鳥羽院遷幸800年を引き継ぐ活動として、海士町の文化を未来へ伝えるために新たな形で生み出していく芸術祭です。

「ごとばんさん」をテーマに、「波を感じて、波を生む」がコンセプトの芸術祭
後鳥羽上皇と海士町
島根県の離島である隠岐諸島の海士町は、約800年前の「承久の乱」の後、後鳥羽上皇(後鳥羽院)がご配流となり、19年におよぶ歳月を過ごされた歴史的な地です。島民からは「ごとばんさん」という愛称で親しまれており、島での生活の中で京都で過ごされた頃をしのぐほどの数多くの文化事業を成し遂げられました。これらの功績は、今日の日本文化にも大きな影響を与えています。
芸術文化祭のコンセプトについての解説
本芸術祭のコンセプトは「波を感じて、波を生む」です。800年前から現代へと受け継がれてきた歴史や文化から受けるインスピレーションの「波」を通じ、隠岐諸島の本質を探求します。そして、それを未来への新しい「波」(文化風土・技術・人的ネットワーク)として生み出していくことを目指しています。島内外の友好団体とも連携し、後鳥羽院ゆかりの文化芸術や、隠岐・海士町の自然・風土を作品として展開することで、新たな「文化観光」の試行と位置づけています。
第3回オリジナルテーマは「しまのいろを みるかな」
今回のテーマは、後鳥羽院が隠岐で詠んだ代表作「遠島御百首」の第1首、「かすみゆく たかねにいづる 朝日かげ さすがにはるの いろをみるかな」から着想を得ています。この歌は、春の景色の移り変わる霞と朝日に、故郷への思いを重ねて詠まれたとされています。
隠岐で過ごされた19年間、後鳥羽院の目に島の景色はどのような「いろ」として映ったのでしょうか。今日、隠岐ユネスコ世界ジオパークに位置する海士町の「しまのいろ」を切り口に、「自然」「文化風土」とアート・芸術を掛け合わせ、文化体験や交流を促進する1週間となります。

「第3回 隠岐ごとばんさん芸術文化祭」全体概要
後鳥羽院文化、とくに「詩歌」を切り口に、隠岐・海士町を芸術・アートにより表現。島民と来訪者の文化交流、文化継承のための「文化観光」事業への挑戦などの舞台として開催いたします。
【開催日】2026年3月15日(日)~22日(日)
【会場】海士町一帯
【コンセプト】「波を感じて、波を生む」 ~800年前から感じられた海士町を形作る文化を、100年後も伝わる新たな文化として生み出していく~
【第3回オリジナルテーマ】「しまの いろをみるかな」
【内容】全20プログラム・作品を予定

オープニングイベント「しまの文化会議~隠岐と後鳥羽院から考える~」を開催
初日の3月15日には、全プログラムの紹介や有識者を招いた基調講演などが行われるオープニングイベントが開催されます。
【開催日】2026年3月15日(日)
【会場】隠岐國開発センター 島民ホール
【開催時間】13:00~15:00
【内容】
- ①ごとばんハーモニー「歌を紡いで」披露
- ②全プログラム・作品紹介
- ③特別基調講演「隠岐・海士町における芸術祭の可能性」
基調講演ゲスト:宮本 武典 氏 (キュレーター/東京藝術大学准教授/前橋国際芸術祭2026プログラムディレクター)

参加された方には、宮本氏によるキュレーション・制作、歌人の平岡直子氏が海士町での滞在をもとに詠まれた新作短歌15首「魂を見せびらかしにきたの」(絵:柊有花)掲載ZINE『えんとう』を特別配布いたします(数量に達し次第終了)。

後鳥羽院顕彰事業実行委員会
【問い合わせ先】08-5142-0111(海士町役場)








